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この記事を読んでいるあなたは、バーチャルオフィス(住所貸し)サービスを最近知り、利用を検討中ではありませんか。
バーチャルオフィス(住所貸し)とよく間違えられるのが、レンタルオフィスです。二つはサービス内容が大きく異なるため、よくわからないまま契約してしまうと、必要としているサービスが足らずに困る可能性があります。
また、自身に合ったサービス内容を選ばずに契約してしまうと、無駄なお金を支払い続けることになるでしょう。
この記事では、バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスの違いを1ページにまとめており、5分で理解できるようになっています。バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスの違いがわからない方は、ぜひ参考にしてください。
バーチャルオフィスACRON池袋 / サービス責任者
北原 述
全国にあるバーチャルオフィスを1,000近く調査し、その情報を元にWEBメディアを運営。過去から現在に渡り、実際にバーチャルオフィスを利用中。自身でも池袋にバーチャルオフィスを運営中。
バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスの違い
ここでは、バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスの違いを解説します。間違った認識でいると、不要な契約をしてしまう可能性があるので、ぜひ知っておきましょう。
バーチャルオフィス(住所貸し)とは
バーチャルオフィスとは、「バーチャル(仮想の)」「オフィス(事務所)」の言葉通り、実際の事務所スペースを有しないオフィスです。
バーチャルオフィスでは主に、事業者がオフィス用に使用する住所のみを貸し出しています。他にも郵便物を転送するサービスだったり、法人登記が可能なサービスもあります。
バーチャルオフィスは自宅などの住所を利用せずに事業を始められるサービスとして、利用者に人気です。
【バーチャルオフィス(住所貸し)がどんなサービスか知りたい方はこちら】
レンタルオフィスとは
レンタルオフィスは、実際に事務所として使用できる専用スペースが確保された、貸し事務所のことです。
専用スペース以外にもデスクやチェア、インターネット回線なども充実しており、実際に事務所を構えるよりコストを抑えることができます。
また、実際の事務所スペースが確保されているため、自身の持ち物などはすべて置いて帰ることも可能です。
バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント
レンタルオフィスの場合、共有スペースがある事が多く、共有スペースにある設備も使用できるのも特徴的でしょう。
バーチャルオフィス(住所貸し)のメリットとデメリット
ここでは、バーチャルオフィス(住所貸し)を利用するメリットとデメリットを解説します。
バーチャルオフィス(住所貸し)のメリット
バーチャルオフィス(住所貸し)のメリットは、必要最低限のサービスだけを利用できるので、低価格で住所の使用が可能です。通常、オフィスを賃貸するよりも10分の1程度の価格で住所を利用する事ができます。
また、都心の一等地の住所や高層階ビルの一室の住所を利用できます。ホームページに住所を記載する際などに箔をつけることも可能です。
バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント
スムーズに手続きが進めば、1週間以内に住所の利用ができるため、事業をすぐに始めたい方にとっても魅力といえます。
バーチャルオフィス(住所貸し)のデメリット
バーチャルオフィス(住所貸し)は、オフィスの実体がないので、バーチャルオフィスという事を知られてしまうと取引先からの印象が悪くなる場合もあります。
しかし、昨今のリモートワークの普及でバーチャルオフィス(住所貸し)を利用する事業者も増えているため、そこまで悪い印象は持たれなくなってきました。
また、弁護士や税理士などの一部の業種は、バーチャルオフィス(住所貸し)を利用できない場合もあるので注意が必要です。
バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント
バーチャルオフィス(住所貸し)では、銀行口座の開設も難しくなるため、その点も覚えておきましょう。しかし、絶対口座開設できなくなるわけではありませんのでご安心を。
【バーチャルオフィスの違法性があるか不安が拭えない方は下記の記事をチェックすると良いでしょう。】
【バーチャルオフィスを利用して銀行の法人口座開設ができるかより詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。】
レンタルオフィスのメリットとデメリット
ここでは、レンタルオフィスのメリットとデメリットをご紹介します。バーチャルオフィス(住所貸し)のメリット・デメリットと比較して、自身に合った方の利用を検討してください。
レンタルオフィスのメリット
レンタルオフィスは、賃貸よりも安い費用で事務所を借りることができます。新しく事業を始める上で、賃貸物件を利用すると賃料や敷金礼金などの費用を払うのはリスクが高いです。
また、賃貸の事務所は数年契約を結ぶことが多いため、途中解約ができない場合もありますが、レンタルオフィスは契約の延長や途中解約がない場合もあり、負担が少ないです。
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北原述のコメント
レンタルオフィスは定期的にオフィスのメンテナンスをしてくれるので、自身で掃除などをしなくてよい点も魅力といえます。
レンタルオフィスのデメリット
賃貸で事務所を構えるより低コストで利用できるレンタルオフィスですが、オプションサービスなどの利用状況によっては高額になることもあります。
また、オフィスはレンタルなので、自分の好みのレイアウトに変更することは難しいです。自分のオフィスという感覚は持てないかもしれません。
バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント
商談や打ち合わせを個室以外で行おうとすると、共有スペースを使用しなければいけない点も注意が必要です。
バーチャルオフィス(住所貸し)はこんな人におすすめ
バーチャルオフィス(住所貸し)は下記の方におすすめのサービスです。
- リモートワークが主で出社する必要がない人
- 個人規模でネットショップを運営する人
- 複数の法人設立を考えている方
個人規模でネットショップを運営する場合、実家などの住所を公開したくない方も多いです。バーチャルオフィス(住所貸し)は、そういった方に向けて格安で住所を貸しているためおすすめです。
また、複数の法人設立を考えている方が、法人ごとに賃貸オフィスを利用すると高額な費用を支払うことになります。住所貸しや郵便物の受け取りサービスのような、最低限のサービスを利用したい方にも向いているでしょう。
【ネットショップの開設にバーチャルオフィス(住所貸し)を検討している方はこちら】
レンタルオフィスはこんな人におすすめ
レンタルオフィスがおすすめな方は、下記の通りです。
- スタートアップですぐにオフィスが必要な人
- 仕事に必要な設備が充実している
- 人材派遣業や士業等バーチャルオフィスでは開業できない業種の人
レンタルオフィスは、事業をすぐに始めたいスタートアップ企業の方にもおすすめです。早急にオフィスが必要な方にとって、レンタルオフィスはすぐに利用することができます。
仕事に必要なデスクやチェア、インターネット回線が用意されているため、事業準備に必要な時間を短縮することが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスにはさまざまな違いがあります。
バーチャルオフィスは、
- 実際のオフィススペースを有しない事務所
- 必要最低限のサービスに抑えられるので、低価格で利用可能
- 個人規模でネットショップを運営する方などにおすすめ
一方のレンタルオフィスは、
- 専用スペースが確保されている事務所
- 契約の延長や途中解約の負担が少ない
- スタートアップですぐにオフィスが必要な方におすすめ
上記の項目などを参考に、バーチャルオフィス(住所貸し)とレンタルオフィスの違いを理解し、適切なオフィス選びにお役立てください。
【格安バーチャルオフィスを下記で紹介しています。】
バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント
バーチャルオフィスは、一つの住所を複数の事業者が利用するサービスなので通常のオフィスを賃貸するよりも圧倒的に安い金額で利用できるのが特徴的です。