この記事を読んでいるあなたは、バーチャルオフィス(住所貸し)の利用を検討しており、選び方を知りたいとお考えではないでしょうか。

バーチャルオフィス(住所貸し)サービスは約1,000社もあり、その中から適切なバーチャルオフィスを選ぶのは難しいです。

バーチャルオフィス(住所貸し)選びに失敗してしまうと、本来払わなくて済んだ金額を払い続けることになるかもしれません。

この記事では、約1,000社もあるバーチャルオフィス(住所貸し)の中から、どのように選べば最適なバーチャルオフィスを見つけることができるのかが分かります。バーチャルオフィス(住所貸し)選びに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

制作者

バーチャルオフィスACRON池袋 / サービス責任者

北原 述

全国にあるバーチャルオフィスを1,000近く調査し、その情報を元にWEBメディアを運営。過去から現在に渡り、実際にバーチャルオフィスを利用中。自身でも池袋にバーチャルオフィスを運営中。

バーチャルオフィス(住所貸し)は会社によってここが違う

冒頭でもお伝えした通り、バーチャルオフィス(住所貸し)サービスは約1000社もあります。会社によっても特徴が違うので、自社に合ったものを選ぶといいでしょう。ここでは、会社ごとに注目するべき点を3つ解説します。

初期費用や月額料金

バーチャルオフィス(住所貸し)は、月額数百円〜数千円で住所を借りることができる点が魅力の一つですが、会社によって料金も違います。

後述する、バーチャルオフィスの立地やサービス内容の充実度などによって料金が変わりますが、基本的には月額1万円以下で利用できることを覚えておきましょう。

バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント

会社によって、サービス料金に郵便物転送や法人登記など一般的なオプションが含まれているバーチャルオフィスと含まれていないバーチャルオフィスがあります。月額費用を確認する際は、サービス内容にオプションがどれぐらい含まれているかも合わせてチェックすると良いでしょう。

立地やビルのグレード

バーチャルオフィス(住所貸し)会社によって、ビルの立地やグレードも違います。都心の一等地にバーチャルオフィスの住所がある会社や、高層ビルにあるバーチャルオフィスもあります。

好立地、ハイグレードのバーチャルオフィス(住所貸し)は信頼性も上がり人気ですが、料金は高い傾向にあり、雑居ビルにあるようなバーチャルオフィス(住所貸し)は低価格で利用可能です。

バーチャルオフィス(住所貸し)を選ぶ際は、自社に必要な立地やグレードを選びましょう。

住所貸し以外のサービス内容

住所貸し以外のサービス内容もバーチャルオフィス会社によって違います。

例えば、「法人登記」「受付スタッフ常駐」「電話、FAX転送」「電話秘書代行」などさまざまなサービス内容があります。

他にも、会議室の貸し出しを行っているバーチャルオフィス(住所貸し)もあるため、自社が必要なサービス内容があるか確認をして選ぶといいでしょう。

  • 法人登記・・・バーチャルオフィスの住所を法人登記に使用できる
  • 受付スタッフ常駐・・・スタッフが常駐しているので急な来客にも対応してもらえる
  • 電話転送・・・電話番号を新しく発効し、その番号にかかってきた電話を会員の携帯電話に転送する
  • FAX転送・・・電話転送と同じようにFAX番号を発効し、届いたFAXを転送する
  • 電話秘書代行・・・会員宛にかかってきた電話に、バーチャルオフィスのスタッフが出て対応してくれる

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北原述のコメント

法人登記や受付スタッフ常駐は、オプション料金がかかる場合と元々のサービス内容に含まれている場合があります。

バーチャルオフィス(住所貸し)の選び方は?

ここでは、バーチャルオフィス(住所貸し)の選び方について解説します。自社にとって最適なバーチャルオフィスを選ぶための参考にしてください。

低価格で利用したいなら雑居ビルのバーチャルオフィスを選ぼう!

「都心のバーチャルオフィスを利用したいけど、料金が高そう…」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

都心にあるバーチャルオフィスは、商談相手や打ち合わせ相手の信頼性も上がるでしょう。しかし、都心のバーチャルオフィスは料金が高くなる傾向にあり、選ぶのを避ける方も多いです。

低価格で都心のバーチャルオフィスを利用したい方は、雑居ビルのバーチャルオフィスを選ぶことをおすすめします。

雑居ビルのバーチャルオフィスは、都心でも低価格で利用でき、相場も2,000円〜6,000円程度とリーズナブルです。

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北原述のコメント

上記では、2,000円〜6,000円程度と紹介しましたが、条件に合えば1,000円以下で利用できる激安バーチャルオフィスもあります。サービスより価格重視で考えている方は利用してみても良いでしょう。

【格安バーチャルオフィスを下記で紹介しています。】

高価格の利用で立地やビルのグレードが高いバーチャルオフィスを選ぶのもおすすめ!

「好立地やビルのグレードが高いバーチャルオフィスを利用して、事業に勢いをつけたい」このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。

使用できる住所が、一等地や高層ビルの一室になると高価格になります。相場は6,000円以上で高いバーチャルオフィス(住所貸し)だと、20,000円以上になります。

クライアントへの信用にも繋がるため、好立地やビルのグレード重視で選ぶのもおすすめです。

バーチャルオフィスを選ぶ時の検索方法

ここでは、バーチャルオフィス(住所貸し)を選ぶ際に役立つ、検索方法について解説します。

バーチャルオフィス(住所貸し)の選び方はわかったけど、検索の仕方がわからない方は、ぜひ、参考にしてください。

立地重視で選ぶなら「バーチャルオフィス + 地域名」で検索しよう

バーチャルオフィス(住所貸し)を選ぶ際の条件として立地を重視する方は、「バーチャルオフィス+地域名」で検索しましょう。

例えば、「バーチャルオフィス+港区」のように検索すると、東京港区のバーチャルオフィス(住所貸し)を探すことができます。

利用したい地域が決まっている方は、この検索方法で探すのがおすすめです。

価格の安さ重視なら「バーチャルオフィス + 格安」で検索しよう

バーチャルオフィス(住所貸し)を価格の安さ重視で選びたい方は、「バーチャルオフィス+格安」で検索しましょう。

おすすめの格安バーチャルオフィス(住所貸し)を検索することができ、月額数百円から利用できるバーチャルオフィスがわかります。

とにかくコスパ重視でバーチャルオフィス(住所貸し)を選びたい方には、おすすめの検索方法です。

バーチャルオフィス(住所貸し)が適切か判断するためのチェック項目

ここでは、自身が選ぶバーチャルオフィス(住所貸し)が適切か判断するためのチェック項目をご紹介します。

候補のバーチャルオフィスをこのチェック項目に当てはめると、適切かどうかがわかります。最適なバーチャルオフィス選びに、ぜひ活用してください。

求めているサービス・オプションがあるか

気になるバーチャルオフィス(住所貸し)に自身が求めているサービスやオプションがあるかチェックしましょう。

例えば、

  • 法人登記ができるか
  • 受付スタッフが常駐しているか
  • 電話・FAXの転送サービスはあるか
  • 電話秘書代行はあるか
  • 会議室の貸し出しはあるか

など、自身が求めているサービス内容と照らし合わせることが大事です。

【バーチャルオフィスとはどんなサービスか下記で紹介しています。】

内見や審査をしっかり行っているか

バーチャルオフィス(住所貸し)側が、内見や審査をしっかり行っているかをチェックしましょう。

内見や審査が不十分な場合、不適切な業者が会員として利用できるため、バーチャルオフィスの住所に信頼性がなくなってしまいます。

郵便物の転送を行ってくれるか

郵便物の転送サービスを行っているかを確認するのも大事です。バーチャルオフィス宛に届いた郵便物を自宅まで転送してくれます。

ほとんどのバーチャルオフィス(住所貸し)が郵便物転送サービスを実施していますが、中には対応していない会社や郵便物転送にかかる料金が高い場合があるため確認しましょう。

【バーチャルオフィスにおける郵便物について紹介しています。】

過去に犯罪で使用されていないか

適切なバーチャルオフィス(住所貸し)会社か判断するために、過去に犯罪で住所が使用されていないか確認しましょう。

審査が不十分な場合、誰でもバーチャルオフィス(住所貸し)が利用できるため、怪しい業者などが入り犯罪に使用されるケースもあります。

犯罪に使用されている住所を借りてしまった場合、信用性が落ちてしまうので必ず確認しましょう。

【バーチャルオフィスの違法性があるか不安が拭えない方は下記の記事をチェックすると良いでしょう。】

現在利用している会員の中で不適切な会員はいないか

バーチャルオフィス(住所貸し)を利用している会員の中で、不適切な会員がいないかチェックをしましょう。

適切な審査が行われているバーチャルオフィス(住所貸し)では、怪しい事業をしている会員は利用できませんが、念のため確認しておくといいです。

バーチャルオフィスACRON池袋
北原述のコメント

バーチャルオフィス(住所貸し)で住所を教えてもらい、住所検索をして他の業者のHPなどをチェックする方法もあります。

バーチャルオフィスの利用停止の可能性

バーチャルオフィス(住所貸し)を選ぶ際、オフィス自体の利用停止の可能性も考えておきましょう。

母体が小さいバーチャルオフィスは、途中でサービスが終了したりビルのオーナーが変わって廃業するなどのリスクがあります。

そのため、廃業すると別のバーチャルオフィス(住所貸し)を探さなければいけないため、利用停止の可能性がないかチェックしましょう。

まとめ:バーチャルオフィス(住所貸し)の選び方

いかがだったでしょうか。バーチャルオフィス(住所貸し)の数は約1,000もあり、その中から最適なバーチャルオフィスを選ぶのは難しいです。

不適切なバーチャルオフィスを選んでしまうと、無駄なお金を払い続けることになってしまいます。

今回ご紹介した、バーチャルオフィス(住所貸し)の選び方や検索方法、チェック項目などを参考に、適切で最高のバーチャルオフィスを契約し、自身の業務に弾みをつけてください。